雅史のことと、

史佳のことが、

重なったあの日。

ボクにとっては、

大きな挫折の日だった。

とても苦しんだ日だった。



でも、

今こうしていられるのは、

絵美がいたからだ。

あの日、

絵美が来なかったらば、

ボクは、

立ち直れなかったかもしれない。