「史佳!どうした?」
「有希、どうしよう?お腹痛い。赤ちゃん…。」
血の気が引いていく。
史佳にとって、
大切なお腹の子。
まだ生まれる時期じゃないはず。
「病院に電話したか?晃は?」
「まだ…まだ…。」
「バカ!晃と病院に電話しろよ!ボクに電話している場合じゃないだろ?」
史佳が、
どこに住んでいるのか、
それがわかったら、
今すぐ飛んで行くのに。
「有希の声が聞きたくて…。」
―――――キュン
史佳、
ボクは君の騎士だ。
以前そう言ったよな?
そこに飛んでいくことはできない騎士。
でも、
心なら救えると思うんだ。
心なら守れると思うんだ。
史佳には晃がいるけれど、
ボクだって、
心はずっとそばにいるから。
「有希、どうしよう?お腹痛い。赤ちゃん…。」
血の気が引いていく。
史佳にとって、
大切なお腹の子。
まだ生まれる時期じゃないはず。
「病院に電話したか?晃は?」
「まだ…まだ…。」
「バカ!晃と病院に電話しろよ!ボクに電話している場合じゃないだろ?」
史佳が、
どこに住んでいるのか、
それがわかったら、
今すぐ飛んで行くのに。
「有希の声が聞きたくて…。」
―――――キュン
史佳、
ボクは君の騎士だ。
以前そう言ったよな?
そこに飛んでいくことはできない騎士。
でも、
心なら救えると思うんだ。
心なら守れると思うんだ。
史佳には晃がいるけれど、
ボクだって、
心はずっとそばにいるから。


