病気のことをカミングアウトしても、

変わらず友達でいてくれた、

史佳と絵美には、

本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。



身内であるお父さんですら、

わかってくれなかったのにな。

だからこそ、

雅史には怖くて言えなかった。

今まで、

ずっと言えなかった。



しかし、

手術を受けるとなったならば、

さすがに黙っていられない。