ボクに触れている、

絵美の手の平から、

痛いほど気持ちが伝わってきた。



ボクを見つめる、

絵美の眼差しから、

痛いほど友情を感じた。



ここまで応援してくれているんだ。



頬を温かいものが伝っていく。

それを拭うこともせず、

ボクは絵美を見つめていた。