「絵美。ちゃんと言わねーと、わかんねーだろ?」
「有希の心はずっと男性。なら、今は男性に戻ろうとしているんでしょ?きっとね、神様が間違えて女性にしたんだと思うのね。でもそれは今の医学で修正できるんでしょ?」
「ま、そういうことになるな。」
「なら、鈴木さんが結婚しようとそうでなかろうと、関係ないんじゃない?それに例え鈴木さんが結婚して赤ちゃんが生まれて、幸せに過ごしているとしたって、有希がずっと気持ちを伝えたかったのなら、伝えたっていいんじゃない?」
確かにボクは、
ボクの気持ちを伝えたい。
それは、
まだ中学生だった頃から、
ずっと変わっていなかった。
「有希の心はずっと男性。なら、今は男性に戻ろうとしているんでしょ?きっとね、神様が間違えて女性にしたんだと思うのね。でもそれは今の医学で修正できるんでしょ?」
「ま、そういうことになるな。」
「なら、鈴木さんが結婚しようとそうでなかろうと、関係ないんじゃない?それに例え鈴木さんが結婚して赤ちゃんが生まれて、幸せに過ごしているとしたって、有希がずっと気持ちを伝えたかったのなら、伝えたっていいんじゃない?」
確かにボクは、
ボクの気持ちを伝えたい。
それは、
まだ中学生だった頃から、
ずっと変わっていなかった。


