《続編》ボクは誰?

絵美は、

まだ食事をしていないボクのために、

買い物をしてから来てくれた。



絵美は、

軽くキッチンで料理をして、

ボクに手作り料理を出してくれた。

スパゲティカルボナーラは、

卵とベーコンとミルクが、

うまく絡み合っている感じだった。

コショウの香りが鼻腔をくすぐった。


「絵美の得意料理だよ♪」


ニコニコ笑顔の絵美と、

ほんわか湯気が温かさを主張するパスタ。



でも、

食べる気がしない。