《続編》ボクは誰?

雅史と絵美が戻ってきた。



お酒、おつまみ、お惣菜など、

色んな物を買ってきてくれた。


「そういえば引っ越しってさ、おそば食べるんじゃないの?」


「絵美。そう思うなら、買出しに行った時に言えよなー。」


「だって今気づいたんだもん。」


ボクは、

もそもそと起き上がり、

二人のところへ行った。


「高橋、疲れただろ。」


「ん?大したことしてないから大丈夫だけど?」


「いや、体じゃねーよ。こころ!」