《続編》ボクは誰?

「有希、絵美なんかほっとけばいいのに、何で来たの?」


「ほっとけないから来たんだろ?」


「有希…。」


ボクの後ろで、

呆然と立っていた、

絵美のお母さんが、

やっと状況がわかったらしい。


「救急車を呼んだ方がいいかしら?」


「いや、傷はそんなに深くはないと思います。」


実際、

出血はすぐ止まった。