「あー!やっと決まった!後は手続きが終わったら、一人暮らしだー!」


不動産屋を出てから、

ボクは伸びをした。


「何だよ、友達って。」


雅史がボソッと、

ふてくされた表情でつぶやいた。


「ん?」


「いや、何でもない。」


雅史がそっぽを向いた。


「訳わかんねーし。(笑)それよりお茶行こうぜ!」