まいが走って駅のホームまで来てくれた。


息を切らしながら

「ごめんっ、ごめんねっ!そんな奴だと思わなくて…ほんとに、ごめんっ!」

まいも泣いていた。


「いいよ。まいは悪くないから…」


「ごめん…」


「大丈夫!ほら、帰ろ?」


「うん…そうだね!」


まいが手を繋いでくれた。
それでまた涙が溢れて来た。


怖かったよ…