恋物語




午後からの授業は移動教室。
しかも選択科目で、玲とは別行動だ。

移動先は下の階にある科学教室。


「………」


私は大半の女子生徒に嫌われているので、私は今現在廊下をひとりで歩いている。

別に寂しくわない。友達は玲ひとりでいいぐらいだ。

そもそも、嫌われる原因が理不尽なのだ。
モテたいと思った事はないし、モテようとした事もない。


勝手に嫌われてるだけ。



「………はぁ」

寂しくは、ない。


知らず知らず漏れる溜め息をつきながら、階段を降りる。




どんっ




「っ!?」



急に、背中を誰かに押された……!?

え、ちょ、まっ

段数はそう多くないから、すぐ視界に床が迫ってくる。

わ、わ、当たるっ!!