恋物語




「…………まぁいいけどな」


呆れたように雅樹は言う。


「あれ、応援は?」

「面倒くせぇ」

「えー」

「自分でなんとかしやがれ」



そう言うが、雅樹はとっても頼りになる。困っていたら、文句を言いつつも助けてくれる。

ほんと、親友でよかった。


今も、面倒臭いとか言いながらも、結局は応援してくれるんだろう。





あ、そういえば。



「雅樹の方はどうなのさ」

「……………………何が」

「小野崎さん」



ブフォッッッ



「うわ汚っ!唾飛ばさないでよ!」

真正面で吹き出さないでよ!服が、汚っ!

「うるせっ!変な事言うんじゃねぇっっ!」

わ、顔真っ赤。煙出てるし。

「はははっ、純情すぎでしょ雅樹は」

「黙れこのっ」

「ふぇ、ふぃふぁいふょ!」



照れ隠しで頬をつねらないでほしい。痛い。
羞恥心も合わさってかなり痛い。




「……ふぃたいなぁ、もう。どんだけだよ」



雅樹の恋はどうなるんだろうなぁ。




小野崎さん、ライバル多いから。