彼の名前が山城風太ということもわかった お礼を言いたいけど痴漢のことは忘れているだろうと思った あたしはあの一瞬で山城くんのことが好きになった とまぁ、こんな感じで好きになったわけであった そしてこれがあたしと山城くんの出会いだった そのことを話すとれみは「ふーん」とだけ言った えっ、れみから聞いてきたのに最終的に興味ないこの感じ……!?