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「加賀美ー、これよろしく。」

「了解です。明日まででいいですか?」

「できれば。最終期限は明々後日ね。」


どっさりおかれた書類の山が…

(終わるかな…。今日は定時に上がりたかったんだけどな。これは残業コースだね。)


「莉子、そんなに大丈夫なの?手伝う?」

「菜月ー。
私の仕事だから自力でがんばるよ。」

「そっか。あんまりがんばりすぎないでよ。」

「ありがと。」


菜月は私の親友なの

一人ぼっちだった私に声をかけてくれたのが菜月だったの