「何年お前と付き合ってると思ってんだ」
確かに。
「で、俺とのデート中に何をお考えで?お姫様」
ずずっとまた顔を間近に寄せられて私は降参して彼に香水の件を話した。
結果・・・・・・
「はぁ?そんなことで上の空だったのか」
彼に思いっきり呆れられました。
「私にとっては『そんなこと』じゃないもん」
私は頬を膨らませて彼から顔を背ける。
だってまた彼に『似合う』って言ってほしくて必死に探したんだもの。納得できるものが見つからなくて悩んだんだもの。
だからそんな一言で片づけないで。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…