君と見てた空







「暖くらいとらせろ」





 そう言って




 私の真横に座る君。







 昔と変わらない、君。






「どこに住んでるの」





「家」






 家。




 それだけでわかった。




 あの暖かかった家に





 また住んでいるんだね…。