そして夕方になった。

コンコンコン…


「結衣ー！ただいま。」

『おかえり。ゆきー。ギュっわぁ？
あと、明日退院だから、学校行く！』

……………………………。

「だめだ。ギュわしてあげるけど、
学校わだめ。絶対！」


『なんでなんで？！学校行きたい！』

「だって、結衣可愛いから
男が群がる。」

クスクスっ

『ゆきのばーか(笑)
ゆきがあたしを守ってくれるんでしょ？』

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「お、おう！そうだよな！
俺が守ってやる。」

よかった。由季斗許してくれた！

明日が楽しみだなー。

『なら、今日わ、もーねる！
ゆきばいばーい！おやすみ』

「え、ちょっ！おい！ほんとに(笑)
わかった。明日あさはやく迎えにいく。」

そして、ゆきわあたしのあたまを
撫でてから、帰っていった。