伊吹に聞くと、わたしは慣れないお酒を飲んで倒れてしまったらしい、晴香と一緒に伊吹の家に来ることになったのだが…、晴香は帰ってしまったらしい、そりゃそうだよね、もう朝だもん、それにしてもお店の時とは違って、伊吹さん口調が少し怖いのは気のせいだろうか。
「…現状は把握できたか?よし、これからはお説教タイムだ。」
「へ?」
「一応、身元を確認出来るものがないかバッグの中を見せてもらった。…で、これが入ってたんだが、お前のだよな?」
伊吹が出したのは、…わたしの生徒手帳だった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…