ふで「なんだって！？お前たち付き合ってるのかい？」
「…は、はい」
沙彩はぎこちなく返事をした。

周助「…」

土方「ええ。ふでさんや周助さんにも知っといてもらいたかったので皆呼んだんです」
「……」
沙彩はみんなの視線が痛かった。じんわり手に汗をかいていた。
平助「知らなかった…お前それで悩んでたのか」
「…(いやそういうわけじゃ)」
新八「まさか…はは、いつの間に」
「(永倉さんはすぐに本気にするから…どうしよ)」
左之助「あ～、よりによって土方さんかよ…」
「(違うんです！今だけなんです)」
斎藤「…」
「(いつもどうりの反応です…ね)」
山南「まあ、土方くんが恋愛ごときで剣の腕が鈍るとは思いませんがね」
「(そのとおりです！大丈夫です！！)」
沖田「へぇ～」
「(ニヤニヤされましても)」


ふで「雑用ばかりしてても、しっかり男は捕まえてたわけかい」
近藤「まあ、いいじゃないですか？恋愛は自由なわけですし、稽古が疎かにならなければ」
ふで「ふんっ！お前がきめることじゃないよ！！！」