土方「おまえをつれてはいける、いけるが、男としてきてもらおう」

「え!?」
土方「聞こえなかったか?男として、だ」
「いやいや聞こえてますって!!!、そんな、何故ですか?」

土方「男ばかりの組織だ。そこに女がいたらへんだろう」
「そんなぁ…、わたしちゃんとばれないようにします!」
土方「まあ、俺たちが、傍にいるんだ。大丈夫だとは思うが…おまえを助けてやりたいのもあるんだ」

「え…」

(助けたいって…?)

土方「まあ、まだ話は先だがな、それより、周助さんの様子はどうだ?」
「旦那さまは最近よく、芸妓さんを部屋につれてきているようで…

土方「そうか…ふでさんは気に食わないらしいが、噂ではかなりの女好きときいている」
「旦那さまが!?」
土方「おまえも気をつけたほうがいい」
「あ、あたしは大丈夫ですよ!色気とか全くありませんし!」
ガッツポーズを決めていたが、それを見て土方がため息をついた。

土方「ふっ、もう遅い、部屋まで送ろう」
「え!?ちょ」