特別、普通。

「天乃ちゃん、おはよう!」


「・・・・おはよう。」
 


初めて私がその言葉を返した時、色葉は少し驚きながらもとても可愛らしく笑ってくれた。


それが嬉しかった。


色葉と仲が良くなるにつれ、色々な話をした。


色葉の辛い過去をきいた。


私のなんともいえない過去を話した。


何故か色葉は泣いてくれた。


こんないい子を私は、散々無視して、なんてひどいことをしてしまったのだろうか、と思った。


そして少しだけ泣いた。


それが1年生の終わりの頃。