そのままいろいろな話をして、
気付いたら3時限目は残り5分になっていた。
「ねぇ杏。」
「ん?」
「あのさ、先輩のこと聞くの赤城でいい?
やっぱ有原にしたほうがいい?」
杏は有原が好きなんだよね。
私の隣、赤城だから…。
「いや、そんな気つかわなくていいよ。
赤城くんでいいから。
聞いてくれるだけで十分だよ。」
「ん…わかった。
そろそろ行こうか?」
「うん。」
保健室を出て、職員室へ向かう。
体調が良くなったと報告し、教室へ。
「杏…大丈夫?」
教室が近くなると同時に、
杏の歩く速さが遅くなっていく。
