「美音~…100!?
フフッやっぱりかぁーw」


安江 杏(やすえ あん)。

親友。

杏だけにはなぜか何もかも話せる。

だけど、譲れない。


杏も頭が良いけど、私には敵わない。

当たり前じゃん。

あんだけ努力したんだから。



顔は生まれつき美人だった。

スタイルも良かった。

だけど…

勉強と運動は、できなかった。

このままでいいや…、思ってた。

でも、このままじゃいけなくなった。

勉強も運動も。

努力しまくって手に入れた私の才能。

この私の才能は…












健人のためにある。