「もっちーはここ最近マスクばっかしてるよね」
「そうだよね」
「ゆぅくんもそうだよね」
「なんか横から見ると鳥っぽくない?w ほら、横から・・・・・・なんかマスクの鼻とんがってんじゃん。あれがくちばしでw」
「wwwwww」
「っぽくない?っぽくない?w」
クラス一の秀才、大島有限。
ルックスも上の下な彼の顔を、贅沢にも3分の2ほどの面積で広がっているマスク。
そんなマスクに嫉妬する女子もいるとかいないとか。
何ゆぅくんの顔隠してんじゃゴルァ、的な。
でも本人は勉学に支障が出ないようにと予防しているのだから、さすがにそれは受け止めてあげようじゃないかという冬の心である。
「ゆぅくんが風邪ひいちゃったら学校に来る楽しみがないもんね」
「え、でも君にはもう一人いるじゃないか」
「えー? ・・・・・・あw」
「ちゅーさんねwwww」
大島有限に並ぶ秀才、佐藤都鼠。
ルックス面でもゆぅくんに負けず劣らず。
どこか高貴な雰囲気漂うゆぅくんとは打って変わり、フレンドリーで小悪魔な一面があり、男女共に人気がある彼も、最近マスクをしている。
けれどちゅーさんは保健委員だというのも理由のひとつかもしれないが、愛人(?)であるゆぅくんといつだってオソロイでいたいからかもしれない。

