もちモノガタリ



果たして、テスト当日。


もちは一人、手に汗を握りすぎて滑り、シャーペンを持てずにいた。

・・・・・・カタンッ。

∑(゜ω゜;)

・・・・・・カタンッ。

∑(゜ω゜;)


問題を解き進める音しか聞こえないはずの教室に、シャーペンと机の木質がぶつかり合う音が聞こえる。

もちは焦った。


・・・・・・カタンッ。

∑(゜ω゜;)

・・・・・・カタンッ。

∑(゜ω゜;)


ついに、試験官の佐野さんに肩を叩かれ、心配されるもち。


(ノ_・。


泣きたくなるもちの

気持ちもわからなくもない。


もっちー乙。