「えっ幸、テニス部入るんだ」
お兄ちゃんがリビングから来た
「うん」
「ふうん・・・」
お兄ちゃんの顔は真顔でもなく少し怒っている様な表情をした
夜ご飯を食べてお風呂に入った後、2階の自分の部屋に入ると
「お兄ちゃん!?何してんのよ」
何でお兄ちゃんがいるの?
勝手に私の部屋に入って・・・・
「いいから、ドア閉めろ」
「は?何言ってんの?出てよ!」
「話があるんだよ」
「話?」
私は仕方なくドアを閉めた
そしてお兄ちゃんは勉強机の椅子に座った
私は首に巻いているタオルで髪を拭いた
「お前、テニス部に何で入ろうと思った?あんなに部活がいっぱいあるのに何でどこにでもあるテニス部なんだ?」
お兄ちゃんは何でそんなに鋭いの?

