出会ってしまったから





きっと私にこんな優しいキスするの先生だけだから



ゆっくり・・・激しくなってく




先生は唇を離した



「ソファに座ってて」



そう言って私から離れた



「うん・・・」



私は言われた通りソファに座った



体はひとつにならなくても、先生と私はもうひとつになってるのかな



何でこんなに不安になっちゃうんだろう



先生はあんなに私を大切にしてくれてるのに



「はい」



そう言って先生はテーブルの上にコーヒーを置いた



「ありがと」



私はコーヒーに手を伸ばした



その時、先生の電話が鳴った



「ごめん」



「ううん」



そう言って、先生はソファから立ち、部屋から出た



ドアも閉めて・・・