翌朝・・・ 絨毯の上で眠ってしまっていた 私は体を起こし、自分の部屋を出た リビングに行くと誰もいなくて テーブルの上には買い物に行ってくるねと母のメッセ―ジがあった こんな気持ちになったのは初めてだった 初めて・・・悲しい思いをした様な気がした 私には先生がすべてだった 先生がいることが・・・ もしかして、美優もこんな気持ちだったのかな 美優はこんな気持ちを毎日背負ってたの? そうだったんだ 私・・・今・・・分かったよ 先生に会いたい すっごく会いたいよ 先生がこんなにも遠い