出会ってしまったから




「えっ」



「もう・・・いっぱい抱きしめただろ?足が疲れた」



「あ、でも・・・」



「俺の事好きなんだろ?」



「ズルイ!それズルイよ!」



「何がズルイだよ、本当のことだろ?早く来いって」



「もう・・・」



私は顔が赤面になりそうなのを堪えて、先生の足の中に座った



抱きしめられてるよりも緊張する



先生が後ろにいるって思うだけで・・・



「なあもっと俺にすがれよ」



「え・・・嫌だよ、重いし」



「重くないから・・・・」



先生は私の腰を後ろに押した



「キャッ」


嘘・・・先生の顔が真横にある!



ダメ・・・・だよ・・・・・



それにスカートも上がっちゃうし



ただでさえ、短いのに



「ねえ直記」



「ん?」



「私、隣りに座っちゃダメ?」