「ん、何?」
「直記は好きって言ってくれないの?」
「別に言わなくても分かってるだろ?」
「嫌だ、言って・・・」
「・・・・・好きだ」
先生は私の耳もとでそう囁いた
うわ・・・・なんかダメだよ、これ
先生の息がかかって
なんか感じちゃう
「いい?これで」
「うん・・・なんか耳もとで言われると」
「感じる?」
「うん・・・・」
「じゃあもっと言っちゃおうかなー」
「やだっやめてよ・・・」
「可愛いなあ幸は」
「え・・・そんなこと」
そんな事言われたらもっと
感じちゃうのに・・・分かってないよ先生・・・

