「あっ・・・おかしいよね、年上なのに可愛いなんて、取り消しで」
「本当だよ!男はカッコイイって言われたい物なんだから」
そう言って先生は私の頭クシャクシャにする
あ・・・これ・・・初めてしてもらった
「だよね・・・・」
「おっそろそろ休憩終わるな、教室帰っていいぞ」
「うん・・・」
もう終わっちゃったんだ・・・すごく早かった
20分っってあっという間だ・・・
私は席から立った
扉の前に立つとなんか・・・なんか言いたくて・・・
こんな二人になれるチャンスなんて二度とないかもしれない
今の私との先生との時間は誰も知らない・・・知らない
話したことも・・・先生の表情だって私しか知らないんだ
「先生!」
「ん?」

