「さぁもう昼じゃ。友達も来たことじゃし、そろそろおかえり」


あたしの考えていることを妨げるように話を切り出した。


「え~まだ手伝うよー」


そしてまんまと話に乗る。


「わしもそうして欲しいんじゃが、愛里ちゃんのお腹はもう限界じゃろ?」

「そんなこと…」


ぐぅ~…

あたしとおじいちゃんは顔を見合わせ、にっこりと笑った。


「さぁ帰った!帰った!片付けはわしがしておくから」


おじいちゃんは手をヒラヒラさせ、あたし達を追い出す。