「あ!そろそろ家出なきゃ!」

「は?俺の電話を切ろうってのか!」


いやいや、そういうことでは…


「ったく…」


玄関で靴を履く。

隣りには笑ったお母さんの写真。


「気をつけるんだぞ…あ…愛里…」

「え!?今なんて…!」

「…なんでもねぇよ!!」


そう言ってプチッと切れた。

今絶対先輩顔真っ赤。

断言してもいい。

だって先輩は…

とびっきりのツンデレなんだから!


「いってきまーす!」




★To Be Continued★