「なにがいいことがあるよー」


あたしは急いで掛けてあった制服を手に取った。

まだ慣れておらず、少し戸惑いながら着替え始める。

パシパシと硬いその制服を着れば、どこから見てもあたしは高校生だ。


「…よし」


鏡で全身をチェック。

簡単なメイクを終わらせ、冷蔵庫から牛乳を取り出し一気飲み。


「プハァー!やっぱ朝は牛乳がなくちゃね!」


袖で口を拭いて準備OK!!

って今着てるの制服ですけど…

ま、いっか!