「…あたし男じゃありません」
「知ってる」
「じゃぁなんであんなこと言ったんですか!」
連れて行かれたのは生徒会室。
先輩はまんなかの席に持っていたビニール袋を置いた。
「俺はほとんどここにいる。だからもう教室には行くな」
「それ答えになってません!」
先輩はあきれて大きくため息をついた。
「あのな、俺の立場を考えてみろ。男と思われてるお前とこんな密室で二人きりなんだぞ」
「そんな…!」
「お前のおかげでこっちが迷惑してんだよ!」
「知ってる」
「じゃぁなんであんなこと言ったんですか!」
連れて行かれたのは生徒会室。
先輩はまんなかの席に持っていたビニール袋を置いた。
「俺はほとんどここにいる。だからもう教室には行くな」
「それ答えになってません!」
先輩はあきれて大きくため息をついた。
「あのな、俺の立場を考えてみろ。男と思われてるお前とこんな密室で二人きりなんだぞ」
「そんな…!」
「お前のおかげでこっちが迷惑してんだよ!」


