You are all!

俺が中学に入ってすぐ、父さんが病気で亡くなった。
そして女手一つで俺を育ててくれた母さんを安心させたくて、必死に勉強した。

だけど、今はもうその気持ちも忘れてしまっていた。


「…………クソ、」






下校時間なのか、小学生が公園の近くを歩きまわる。でも、誰も中には入ってこない。

まあ、そうだろうな。髪は明るいし、ケンカ後だし、小学生にとって俺は今たぶん怖い存在だろ。


なのに。

ひとりの女の子が、俺に近づいて来た。