~♪~♪


「ん…。」


朝の訪れを告げる機械的な音を停止させて、起き上がる。

 
いつも横にある、あたたかい温もりは今はなかった。


休日は、もっと遅いのに。何かあった
のかな…?



ベッドから降りて、部屋を出る。
カーテンから漏れる、明るい光が眩しかった。

私の好みの淡い色のカーテン。私の好きなのを選んでいいよって言われて、だけど最後は2人で選んだ。

(そういう優しさが、大好きだなあっていつも思うの。)