You are all!

4、5才くらいかな、もしかして、迷子?もしそうなら、一緒に迷子センターにでも送ってやらなくちゃ。俺ももう6年生だし。


とかなんとか考えていると、ついにその子は今にも泣き出しそうな顔になってしまった。


その表情を見て、慌てて駆け出す。



「ねえ。」

途端、女の子の体がびくっと跳ねる。
あ、そっか。怖がらせちゃだめじゃん。

だから、なるべく優しく話しかける。


「どうしたの?お父さん、お母さんは?」
「……」
「はぐれちゃったの?」
「…、ママ、一緒にいたのに、梨桜だけになってたの。」
「…そっ、か。」

やっぱり迷子みたいだ。そうと分かったら、さっそく迷子センターに連れて行こう。