君の幼なじみ。

千絵ちゃんの意気込みに笑いつつ、店を出た。


歩きながら、千絵ちゃんの話を聞く。
だから、たぶん私よそ見してたの。ぼーっとしてたし。


前から歩いて来ていた人の存在にも気付かず、ぶつかってしりもちを付いてしまった。


「え、ごめん!大丈夫か?」

「ごご、ごめんなさい!私こそよそ見してて!」


ぶつかった男の人が差し出した手につかまって、立ち上がる。




そして、その人を見た瞬間。

時が、止まった気がした。