「美華ちゃん!」
突然名前を呼ばれてビクッと体が反応する。
「俺、初めて会ったときから君が好きだ。美華ちゃんは、覚えてないだろうけど、前にも一回会ったことあって…。」
好きだ。
初めて言われた台詞じゃない。
ついさっきだって言われたばっかり。
なのにどうしてこんなにどきどきするのかな?
ホントはね、私もずっと覚えてたよ。
あの時の人だって、ずっと分かってたよ。
だから千絵ちゃんもあんなに積極的だったんだよ?
…そっかあ。
私も、陸真くんのこと、好きだったんだね。
突然名前を呼ばれてビクッと体が反応する。
「俺、初めて会ったときから君が好きだ。美華ちゃんは、覚えてないだろうけど、前にも一回会ったことあって…。」
好きだ。
初めて言われた台詞じゃない。
ついさっきだって言われたばっかり。
なのにどうしてこんなにどきどきするのかな?
ホントはね、私もずっと覚えてたよ。
あの時の人だって、ずっと分かってたよ。
だから千絵ちゃんもあんなに積極的だったんだよ?
…そっかあ。
私も、陸真くんのこと、好きだったんだね。

