陸真くんも、香耶ちゃんも結局どこかへ行ってしまって。

結果2人になってしまった私たちはアイスを食べて、帰ろっかってなって。すると途中で千絵ちゃんの携帯が鳴った。


会話が終わった千絵ちゃんは、私を見てにやーっと笑う。


「…え?な、何……?」

「美華、そこの公園にいよ。」

「え、え?帰らないの?」

「んー、そうだね。私は帰ったがいいかな?」

「ど、どういうこと?」

「いいから、いいから!」