君の幼なじみ。

「……ま、陸真!」

「え、…ああ、香耶。」

「大丈夫?ぼーっとしてたけど。」

「うん、まあ…?」

「ふーん…?」




そのままなんとなく香耶の話もうわの空のまま家に着いた。


大丈夫か、だなんて。
大丈夫な訳がない。

さっきから、考えるのはあの子のことばかり。
また、会えるかなんて。そんなことばかりが頭に浮かぶ。

あの人について、知っていることは姉妹校の生徒である、ということだけなのに。