「…笑。俺も一緒に行くよ。」

「いい…の??」

「いいもなにも。セシリアだけ行かせるわけにはいかないだろ?まぁ…色々簡単にはいかないだろうけどな…?」

その言葉に、不安そうになるセシリア。

「セシリア、そんな顔するなよ笑」

ロイスは、そういいセシリアの髪を撫でる。

「ロイ…」

「俺がなんとかする。…だから大丈夫だ」

キュー……

ロイスに優しく抱きしめられるセシリア。

「んー……。ありがとう……」

どれくらい自分を好きでいてくれているか…
ロイスの気持ちが、セシリアによく伝わった。