――――キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴りいつの間にか授業は終わった
「あー絶対英語のテスト赤点だよ...」
あたしは渋谷をチラッと見た。
「なになに!?俺のせい!?」
「うん。」
まああたしも楽しんでるんだけどね、
こんなひねくれた発言をする自分が
大嫌い。
「まあお前もそこそこ勉強できるし、
大丈夫だろ!」
「そこそこってなんだよ!
まあその通りだけどさ...」
「まあいざというときは俺が教えるよ!」
渋谷は照れくさそうに言った。
「隼斗ー昼飯行こうぜ。」
「おう!じゃあまたな。」
渋谷は友達のもとへ走っていった。

