歳は俺と同じくらい。


小柄で栗色の髪の毛と透き通った白い肌が育ちが良さそう。


世でいう、美少女。


俺はターゲットをこの子に決めた。



「今日がHalloweenということ知ってる?」


俺がそういうと怪訝そうな顔をもっとしかめた。


まあ、それもそうだろう。


「知ってるけど…?あなたとどんな関係が??」


俺は不敵に笑った。

「関係大ありだよ。…trick or treat!お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ。」



夜空に俺の声が響いた。