入学式が、終わって私は家に帰った。 両親は...仕事で帰ってこない。 でも、和樹がいるからね! さ、さみしくなんか、ないもん... 『ただいま~』 『姉ちゃぁぁぁん!!』 和樹は、私に飛びつきそうな勢いで走ってきた。 『俺、ずっと...さみしかったんだぜっ!...おそいよぉ』 『ごめん~。』 『入学式、どうだった??友達できた?』 『...ともだち..。あっ、奏太君!!』 『...くん?』 『うんっ。黒崎奏太く・ん!!』 和樹の耳が、ピクリと動いた。