私は小さな田舎町で、長女として生まれた


両親は農業に精を出し、始めての子供の私を可愛がった


祖父は生まれる前から、私の誕生を心待ちにしていたらしい


そして私を風呂に入れるのが、担当だったらしい


祖母も何かと世話を焼いた


たまきが赤ちゃんの頃は…

私の幼い頃を思い出して、母は笑った


牛乳さえあげていれば、泣きもしないで大人しい子だったよ…


可愛がられていた事が伺える


私はすくすく育ち、妹、弟と兄妹が増えていった


保育所にあがり、祖父の仕事は増えた


私達孫を保育所に送り迎えする事


帰りには祖父の車にいつもあった、梅の飴を頬張るのが習慣になった