担任の言葉でホームルームは終わった


私は気付かぬうちに泣いていた


2ヶ月程前、私もいじめを訴えた


担任は話を聞いて、嫌がらせをしてくる男子に注意を促した


結果は全くの逆になった


先生に言わないでね…

その男子、野崎は意地悪をしてはそう嫌味の様に私に言った


野崎の嫌がらせは、執拗で陰険だった


そして幼稚だった


くだらないからかいは、全て私に結び付けられた


靴下の色さえも笑われる


野崎は私にとって、本当に苦痛でしかなかった


私の訴えは聞き入れられる事無く、私の心に突き刺さる


結果ホームルームは、そんな私の現状を浮き彫りにした