隣の席から


「あ……」

ギリギリのとこで輝流が止めていた

「大丈夫?篠原さん」

「うん…」

「やっぱ…わかってないじゃん」

美羽が泣きそうに呟いた

「……何がわかってないの?」

あたしバカなんだよ

教えてくれなきゃわかんないよ