アナタと私の距離



なんで、手繋いでるんだろう…


ま、嬉しいから良いけど♪




そして玄関に到着。


「あれ?美樹とかいない…」

「外にいる。
先に悠たちのとこ行ってる?」


外?…

「見えない…」

「ぷぷっ。
じゃ、ちょっと待ってて」

「うん!」


あたし、目悪くなった!?
いやいや、そんなはずはない。
きっとあれだ、彰平くんの目が良すぎるんだ!きっとそうだ!

なんて考えてたら…


「わっ!」

誰かにぶつかって転んじゃ…


「りぃ大丈夫か?」


わなかった!


「ありがとう彰平くん。」



彰平くんとの距離
10cm。



「じゃ、悠たちのとこ行こ

転んだら困るから、ちゃんと手握んなきゃな」


ギュッ


「///」


照れる照れる…


「あ、いた…」


美樹発見!!
こんなに近くにいたなんて…
あたしの目はどうした!